~シリーズ 世界のライフスタイル~ 各国のリサーチャーに聞きました!2021年の注目のテーマ/トピック BEST3【アジア編】

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各国のリサーチャーに聞きました!2021年の注目のテーマ/トピック【アジア編】

VOICEjpでは、世界各国で暮らす日本人女性ネットワーク「ライフスタイル・リサーチャー」から届く情報をもとに、各国の社会情勢やライフスタイルの変化、最新トレンド等の特集をお届けしています。今回は2021年第1号でお届けした、各国在住リサーチャーが現地生活者目線で選定した「今年注目すべきテーマ/トピック BEST3」の第2弾・アジア編をご紹介します!それぞれの国の文化や特徴が表れた事例が集まっています。各国在住リサーチャーのリアルな「声」でお届けするランキングをお楽しみください!

from 中国 BEST3

スペイサー

1. 本場の味や経験を中国で生かす「帰国者シェフ」が続々登場!

本場の味や経験を中国で生かす「帰国者シェフ」が続々登場!

中国では、2020年に広がった新型コロナウイルスの影響で海外からの帰国者が激増。12月までに、全世界の8割の中国人留学生が帰国したと言われています。同時に、海外の一流店で腕を磨いていたシェフや調理師も続々と帰国しました。本場の味と技術を熟知した各国料理経験者のシェフが、2021年以降中国国内にレストランを続々とオープンさせるようです。 深センの「AVANT」もその一つ。シカゴの三つ星レストランで修行していた中国人シェフが帰国後にオープンした実験的なレストランで、さまざまな地域や国の調理方法を中国の季節の食材と組み合わせて作られる、国境のない革新的な料理メニューの数々が早くも話題になっています。今後、帰国者シェフの活躍で、どのような新しいタイプのレストランが登場するのか楽しみです。

2. 中国にいながら海外気分!旅行風写真がSNSで大人気

中国にいながら海外気分!旅行風写真がSNSで大人気2020年末から2021年に入っても、陽性者ゼロまたは少人数をキープ中の中国の主要都市では、海外旅行に行けないこと以外は日常が戻りつつあります。 そんな中、SNSでは「假装在(いるつもりの意味)」という言葉をつけて海外旅行に来たような写真を投稿することがブームになっています。上海市内でも、晴れた日はカリフォルニアにいるような写真が撮れるレストランのテラス席、古民家風のポーランド料理店、スーツの日本人駐在員ばかりが集まる居酒屋、ギリシャの建築を思わせる真っ白なレストランなど、海外旅行をしている風の「假装在」スタイルを楽しめる店が人気を集めています。左の写真は、ニューヨークにある通りに面したカフェに「いるつもり」で投稿された写真の一例です。新しい生活様式が求められる中で、ユニークな発想で日常を楽しむアイデアですね!

スペイサー

3. 2021年は自動運転の本格実用化に期待!

2021年は自動運転の本格実用化に期待!

2020年12月26日、上海市内に国内初の自動運転地下鉄となる新路線「地下鉄18号線」が開通しました。2021年にはさらに区間が広がる予定です。また、2020年に試験運転が始まり、秋の時点で試乗の予約待ちが4万人と大きな話題になっている自動運転タクシーにも注目です。タクシー配車やフードデリバリーのサービスを提供する、中国のライドシェア最大手「滴滴出行(DiDi)」と「VOLVO」の共同開発車で、2021年中に上海市の嘉定区で実用化が開始予定です。2021年、上海では多くの一般市民が一足先に自動運転の乗り物を体験する年となりそうです。

スペイサー

From タイ BEST3

スペイサー

1. タイ国内の魅力を再発見!国立公園でのアウトドア体験が人気

タイ国内の魅力を再発見!国立公園でのアウトドア体験が人気

引き続き海外旅行が難しい状況下で、2020年から国内の国立公園など自然あふれる場所でのキャンプが人気を集めています。これまでは、国内旅行といえば多くの人が集まるアミューズメントパークや人気のレストランなどが主流でしたが、あえて人混みを避けて自然の中で静かに過ごす時間がタイ人にも新鮮に感じられるようになっています。国立公園の他にもテントを張れるキャンプ場が増えてきており、アクティビティプランも多様化しています。子ども向けに野鳥や昆虫をテーマにしたサマーキャンプが週末ごとに開催されて好評を得ているほか、川遊びや田んぼで泥んこになりながら遊べるファームステイを提供する施設も増加。今年はタイ人の間でも「知られざるタイ」の魅力を再発見する年になるでしょう。

2. オンライン願掛け・お礼参り代行サービスで運気アップ!

オンライン願掛け・お礼参り代行サービスで運気アップ!

信心深いタイの人たちは、事あるごとにお寺などで願掛けをし、願い事が叶うとお礼参りに行くなど、日常の中で運気を感じながら生活する文化があります。最近では外出を控えながら願掛けやお礼参りができるよう、オンライン化が進んできています。2020年に金運アップにご利益があると関心を集め、多いときには1日に1万人が訪れた南部のお寺、通称「アイ・カイ」では、遠方の人向けに願掛け・お礼参りのオンラインサービスを提供。また、LINEを通じてお参りしたい場所を指定して支払いをすると、お参りを代行してくれるサービス「サッター・オンライン」が登場し、注目のスタートアップとして話題です。 感染症のほか、環境問題や社会格差、政情不安など大きな問題に直面し、不確実性の中で不安を抱えているタイ人も多い中、オンラインを活用した願掛け・お礼参りでの運気アップに人気が集まりそうです。

3. 勢いを増す「BLドラマ」、ボーイズカップルの広告起用も一般的に

勢いを増す「BLドラマ」、ボーイズカップルの広告起用も一般的に

男子学生同士のラブストーリーを描いた「ボーイズラブ(BL)ドラマ」の勢いが増しています。BLドラマを配信するLINE TVによると、2020年にはBLドラマの視聴者は前年比で3倍に急増、視聴回数は2016年に比べて61%も増加したそうです。BLドラマファンは15歳から40歳の女性が多く、イケメン男優を起用し、大学という馴染みある場所を舞台に、重すぎないテーマ設定で気軽に楽しめるラブストーリーにしていることが人気の要因です。BLファンが拡大する中で、主要メーカーもLINE TVのドラマへのCM参入が増えています。また、街中でもボーイズカップルを起用した広告やプロモーションを目にする機会が増えてきています(例:ダンキンドーナツのキャンペーン)。今年はBLカルチャーがより一層人気を獲得しそうです。

スペイサー

Fromインド BEST3

スペイサー

1. 野外アドベンチャーやワーケーションなど、レジャースタイルが多様化

野外アドベンチャーやワーケーションなど、レジャースタイルが多様化

2020年は、新型コロナウイルスの影響で長期旅行や海外旅行はおろか、外出もままならず自宅での自粛生活を強いられました。多くのインド国民は健康への不安やストレスを感じています。そんな中、少しずつ外出する人が増えており、コロナ禍でも安全に楽しむアクティビティとして、大自然を体験するアドベンチャーツアーやドライブ旅行に人気が集まりました。また、在宅勤務が続く中で、仕事+休暇を楽しめるような「ワ—ケーション」パッケージを各業界がこぞって発表し、2021年のホビー+ライフスタイルとして注目されています。休日は家族と日帰りのピクニックやキャンプを楽しむ家族が増えたり、一人で丘の町までドライブに出かけるなど、人との距離を保ちながら趣味を楽しめるエンターテインメントをそれぞれが開拓していく一年になりそうです。

2. 男性も美しくスマートに!進化し続ける男性用化粧品市場

男性も美しくスマートに!進化し続ける男性用化粧品市場2019年頃から男性用美白クリームなどが発売され人気を獲得した男性用化粧品市場ですが、コロナ禍で自分自身にかけられる時間が増えたことでさらに需要が高まり、今では男性用BBクリームや年齢基礎化粧品、シートマスクなどの販売も始まっています。多くのブランドが女性用だけでなく、男性用基礎化粧品にも力を入れています。美しい男性が人気になった背景には、女性に人気の若手インドセレブリティやK-POPの影響が大きいでしょう。以前は男らしい野性的な筋肉質の俳優が人気でしたが、近年では清潔感のあるスマートな俳優が人気です。また、インド人のトレードマークであるヒゲも引き続きブームですが、男らしいのにスマートに見えるヒゲのタイプが人気で、ヒゲのケアに力を入れる男性も増えています。2021年はインド人男性がより美しくなる年になるかも?!

スペイサー

3. コロナ禍で新たなビジネスチャンス!需要が高まるホームシェフ

コロナ禍で新たなビジネスチャンス!需要が高まるホームシェフ

新型コロナウイルスの影響で多くの人は外食を避け、家庭での手作り料理に挑戦し始めました。そんな中、毎日料理をすることが難しい人はフードデリバリーを利用しましたが、多くのレストランが営業を休止していたこともあり、宅配に対応している店舗が限られていました。そこで注目を浴びたのが、主婦や自粛中のシェフが料理を作って配達する「ホームシェフ」です。作り手の顔が見えるため安心感があり、さらに家庭的な味を楽しめるとあってすぐに人気が急上昇し、大手デリバリーアプリでもホームシェフの登録が始まって利用しやすくなりました。 また、多くのホームシェフは主婦であるため、家庭での得意料理を作って提供できることで、趣味+副業、さらには起業につながるケースも増えています。今後はコロナの影響だけでなく、安全で健康的な美味しい家庭料理を期待する利用者がますます増える見込みで、ホームシェフ市場の拡大に注目です。
ホームシェフサービスの一例「The Yummy Idea」


今号の「2021年の注目テーマ/トピック BEST3 アジア編」はいかがでしたか?各国共通で、やはり旅行やレジャーへの渇望が見られます。日本も同様ですが、海外に行けない状況下で自国の自然やローカルな魅力を再発見する一年になりそうですね!中国はいち早く日常が戻りつつあり新たな技術発展が進みそうですし、タイやインドでは男性像やジェンダー観の変化から生まれる新しい市場もありそうです。また、タイのオンライン願掛けサービスや、インドのホームシェフなど、コロナ禍だからこそ生まれたその国らしい新たなビジネスにも注目したいです。
TNCでは2021年も世界各国の動向や新しい兆しを、各国在住のリサーチャーが現地生活者目線でウォッチしてお届けしたり、各地と直接つないで実施する新しい企画をサポートいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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